新作カットがかなり多くなってだいぶ話がスッキリした。
それでも細かいところが端折りすぎていて会話や仕草から読み取らなきゃいけないのが、辛いところ。
人類が地球圏を破壊しまくった後に宇宙に残って地球を見守っていた人達が地球へ帰還するための話になるんだけど、あれ?これってシャアの反乱でアクシズ落としをすることで人類を宇宙に追い出す話に繋がってるじゃん。でも宇宙で生活するって並大抵なことじゃなくて突然変異しちゃってシャアが求めていた人類の革新の姿どころじゃないじゃん。てのも見どころ。
∀ガンダムでもムーンレイスという人類の成れ果てを見せてくれてはいたけど、レコンギスタはもっと酷い。
しかも地球に残っていた人類は、食糧難の挙句に食用の人間も飼っていたというダークサイドの話つき。作品ではマスク(ルイン)がずっと根に持ってベルリと決着を付けたがっていたけど、その歴史も過去のものとして流します。
金星圏まで旅したベルリと地球圏に留まっていたルインでは物事の見方の違いがあって、そうかこの作品は今の若者に見識を広げるために、もっといろんなものを見て感じなさいよって言っている気がした。
そして何事にも寛容であれってことだね。

成層圏から大気圏突入し地球の大地に降りていく間に起きる戦闘も、これでもかってルインがベルリに執着して戦いを挑むところは熱いなあ。
まあお気に入りはやっぱりアイーダさんのフルドレスって眩しいんだからてところ好き。
4部でこっそりアルケイン飛行形態で飛んでたの好き。