あんまりTVCMでも流れてこない割には多くの劇場で封切しているようなんですが、レビューみるとかなり酷い仕上がりになって、観るのが怖かった（金出してまで観るものじゃない感が漂います）んです。

観終わって、あぁレビュー通りだなぁという気持ち。

そう新海誠アニメの劣化版になっちゃってるんです！

公開時期の失敗がキツイ！舞台は夏休み前の北海道。確かに今年の夏に公開していたら超期待されていた天気の子と被ってしまうから回避したんだろうけど、冒頭の展開の流れやOPの入り方まで、君の名は。のパターン！はドン引きです。

かと言って来年の夏まで引っ張れない（シン・エヴァが待ってますから）のでしょうね。アニメ映画ラッシュしてなければ、この作品だってもっと評価されててもおかしくはないんだろうけど、とにかくタイミングが悪すぎた。

さて物語は実写版ぼくらの七日間戦争の続編という設定で、今の若者たちが抱える現実世界からの逃避劇ということなんだろうけど、SNSというキーワードで一気に現実に引き戻され、若者たちの葛藤を描いています。

作品自体は悪くないんだけど、わざわざ声優に宮沢りえ起用しない方が良かった。気持ちはわかるけど、せっかく盛り上がるところが台無しだった。

角川青春映画のリメイクシリーズは、これまでも時をかける少女、ねらわれた学園とやってきて、ぼくらの七日間戦争って厳しいなぁ。興行収入心配ですよ！

ちなみに自分が観に行った劇場の観客は俺一人だけでした。（まさに貸切状態で観れた）

新海誠アニメ（君の名は。と天気の子）を観てなければ楽しめるかもです。

今年観たアニメ映画で見応えあったのは青春ブタ野郎、HELLO WORLD、ヴァイオレット・エヴァーガーデン、冴彼fineだったかなぁ