住む世界が違う
仕事帰りに仲間達と飲んで、盛り上がった。
飲んだ勢いで、携帯メールを打ち込んだ。
付き合ってるキャバ嬢が、もうすぐ誕生日なので、一週間も前にメールを送ったのだが、その返事が返ってきたのが、昨日。
どう考えても、お祝いしてもらえるってのは、女の子だったら、嬉しいはずだろ。
それが1週間近くほったらかしの上に、「今月は忙しいから来月で」なんて内容だったのだ。
その時は、「もういいよ」と冷たく、突き放してみた。
それで「ごめんね、用がないようだったら連絡するね」と帰ってきた。
既に、意味不明な彼女の答え…。
酒が入った頭で、昨日のメールを読み直して、返信メールを打つ。
「俺のことバカにしてるよね。頭悪いのは前から知ってるけどさ」
勿論、彼女は勤務中だから、返事が来るのは、仕事終わってからだと思ってた。
そしたら、間髪入れず返信メール。
「なんで、あなたにバカよばわりされなくちゃいけないの?」
おぃおぃ、ちゃんとすぐ返信出来るんじゃん。
前回のメールほったらかしてた理由って何だったわけ?
ますます、俺は腹立たしさが募ってきた。
そして諦めモードでメールを書いた。
「はぁ…オマエさ、俺のこと、客としか見てないんだろ。だったらさ、もう少しマシな対応とれよな。ほんと頭悪い女だわ」
��分後、彼女からの返信。
「客だからって、わがまま言えば、私が何でも言うこと聞くと思ってるの?」
ぉぃぉぃぉぃ…やっぱ客としか見てねぇんじゃん。
自分が言ってること分かってねぇのかな…。
「もう一回自分のメール読み直せバカたれが」
「意味わかんない!客だからってあんまり偉そうにしないでくれる?」
何なんだろ、この嬉しい思いは…普段メールなんて、やりとりが1、2回ってところだ。
それが勤務中に、こんなに返事をくれるなんて。
でも、もう眠いし、彼女の本当の気持ちがわかったので、どうでもよくなってきた。
「ハイハイ、オマエの本心が分かったので、もうねます。おやすみ」
そして俺の恋は終わった。
キャバ嬢相手に恋なんてするなよ(^^;
返信削除おまいさんじゃなくて、おまいさんの財布しか相手にしてないんだからさ・・・・
て、こりゃ小説なのか?現実にあったことを小説と称しているのでないかと
返信削除先日の教育で、酔ったときには、仕事の話と、メールは打つなといわれました。
返信削除身にしみて実感しました。