西武球場&ドームで毎年恒例だった「渡辺美里」のライブが、今年で終わった。

musical batonに何で、渡辺美里の曲、かかなかったんだろう。

すごく好きだったのに…

好きだったアルバムは「ribbon」。



ribbon

ribbon

  • アーティスト: 渡辺美里
  • 出版社/メーカー: EPICソニー
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD




彼女の歌は、やっぱり夏ってイメージで、田舎の風景をよく思い浮かべる。

俺が住んでいる場所も、充分田舎なんだが。

鳴くセミ、ひまわり、海、夕暮れ、花火、虫、線香の匂い、異性の友達、入道雲、雨上がりの虹、俺が幼い頃に体験した夏が、彼女の歌にはあった。

実は埼玉に住んでいるのに、一度も彼女のライブに行ったことがなかった。

渡辺美里とい人は、毎年あの場所で、毎年ライブをやるという、固定概念があってそれが今年で終わりだなんて、正直考えられなかった。

今、連載している小説も、彼女の、ある歌を最後に使っている。

今年のライブの最後の締めの歌だ。

そして、このライブに行った人たちは、この歌を聴いて、この夏のこと、20回に及ぶライブのことを思い出すんだろうな。

なんとなく、青春の一つ終わった切なさを感じる。

まだ今年の熱い夏は続きますが…。




「行きたかったな」