すべての塗装作業が完了した大型丸ノコ、強制停止信号プラグ、そして三銃身ガトリング砲といった武装類に対し、最終仕上げとなるつや消しトップコートを施した。
これで、本作の最大のこだわりである「質感の描き分け」の全パズルピースが完全に揃ったことになる。先日クリア塗装を終えて怪しく光るエヴァ本体の赤い装甲に対し、この一連の追加兵装群は徹底して光沢を抑えたマットな質感に仕上げている。ブレードシルバーでギラつかせた丸ノコの刃渡り部分とのコントラストも、トップコートを挟んだことでお互いの質感を殺さずに、よりシャープに引き締まった。
塗装ベースの上で、余計なテカリを排除された無骨な兵器たちが静かに佇んでいる。このつや消し層がしっかりと乾燥すれば、いよいよこれまで塗膜の厚みで苦戦していたスナップフィットの軸を最終調整し、本体へとドッキングさせることになる。
脚部のハニカム塗装のマスキングから始まり、1オンスカップをズラリと並べた独自の調色、そしてこの最後の質感コントロールまで、持てる技術を全て注ぎ込んできた。