模型制作において、塗装工程の質を左右するのは技術だけではない。作業環境そのものの整備こそが、完成度を底上げする重要なファクターである。本日は制作を一時中断し、制作部屋の整理と塗装環境のアップデートに時間を費やした。
旧ブースの限界と新機材の導入
これまで使用してきた手作りの塗装ブースは、長年の酷使により汚れが蓄積していた。吸気能力が著しく低下し、換気が追いつかずに作業スペースへホコリが舞ってしまうという、塗装環境としては致命的な状況に陥っていた。
そこで新たな塗装ブースを導入した。
新調したブースは、手作りブースでは限界のあった排気効率をクリアしている。これにより、微細なホコリや塗料のミストが舞うストレスから解放され、よりクリーンな環境でエアブラシ塗装に没頭できるようになった。
ブースの刷新に合わせ、周辺も整理し直した。これまでバーミリオン小隊やハセガワの30周年記念機といった複数のプロジェクトを並行してきたため、散らかりがちだった作業机をリセットし、思考をクリアにする狙いもある。

制作を休んででも環境を整えることは、長期的に見ればプラスでしかない。特にハセガワ製キットのような繊細な塗装が要求されるプロジェクトにおいては、このクリーンな環境こそが最大の武器になるはずだ。
新ブースという強力な相棒を得て、明日からは再び「バーミリオン小隊」の最終組み立てや、ハセガワ製バルキリーの精密工作へと戻る。整えられた環境が、どのような仕上がりの差を生んでくれるのか、今から楽しみでならない。