外装パーツを取り外し、マジックリンでの拭き取り作業を敢行。クリアパーツ本来の「抜け感」と「圧倒的な透明度」を追求した仕上がりへとチューニングを施した。

キッチンペーパーの上に広げられたクリアパーツ群。 面部分に残っていたぼんやりとした蛍光レッドの膜を極限まで拭き取り、パーツ表面のピュアな透明感を完璧に引き戻した。その上で、細緻なモールドや裏面のエッジ、パネルラインの溝にだけピンポイントで綺麗な蛍光レッドが残るよう、筆先と綿棒の力加減をシビアにコントロールしている。

この丁寧なリセットと拭き取りにより、パーツ単体としての輝きと「クリア感」が劇的に向上。 ブラックライトを照射した際には溝に仕込んだ蛍光ラインだけが鋭く発光し、通常光の下では中のメタリックレッドフレームが濁りなくクリアに透けて見えるという、理想的な二面性を獲得することができた。

見落としがちだった「引き算の美学」を体現でき、妥協せずバラして大正解だったと実感している。