頭部デカールを貼り終えていよいよ完成と思われたが、最後の最後でさらなるディテールアップを追求したくなり、本日、頭部を中心に「オレンジ」を使用した特殊な墨入れを敢行した。
通常の黒やブラウンによる影色の墨入れではなく、今回はウェザリングに近い手法を選択。顎の白いVラインデカール周辺や頭部のメカニカルなパネルラインに、差し色としてオレンジを流し込んでいる。グリーンの装甲や白いラインに対し、この補色に近いオレンジのラインが絶妙に絡み合うことで、単なる綺麗に組み上がった模型ではなく、劇中の最終決戦において「高エネルギーが駆け巡っているような臨場感」や、激戦を物語る特有のリアルな質感が一気に引き出された。
アップで眺めると、昨日仕上げた顎の白いラインデカールとも見事に調和し、非対称な3つの眼の奥に潜む不気味さが一層引き立っている。1オンスカップで何度も色味を調整して塗り上げた各ユニットの質感描き分けが、このオレンジのウェザリング効果によって完全に一つの「作品」として昇華されたと感じる。