TRUE Live Tour PLAY! vol.2 -つるのうた-
「みほのうた」から「つるのうた」へ。同日に開催されながらも、全く異なるコンセプトを掲げた二つのステージ。それは10周年という節目を越えたTRUEが、さらなる高みを目指して挑んだ「進化の証明」であった。
『TRUE Live Tour PLAY! vol.2 -つるのうた-』。そのタイトルから「みほのうた」の対となる構成を想像していたが、実際には「PLAY!」という新たなコンセプトに基づいた挑戦の第二章であった。一日で全く毛色の違うライブを完遂するというタフな試みは、彼女のアーティストとしての底知れぬスタミナと、飽くなき探究心を物語っている。
何より驚かされたのは、アニソンライブにおける「三種の神器」とも言える演出をあえて封印し、自らの歌声とパフォーマンスのみで会場を沸かせた点だ。「やりやがったな!」と、思わず不敵な笑みが漏れてしまうほどの潔さ。それは、特定の型に頼らずとも、音楽そのもので観客の魂を揺さぶることができるという、彼女の絶対的な自信の表れに他ならない。
セットリストもまた、彼女の歩んできた多層的な音楽キャリアを凝縮したものであった。序盤、アコースティックギターの音色と共に届けられた『ブルーデイズ』や『フローズン』。剥き出しの歌声が会場の空気を震わせ、観客を楽曲の深淵へと引き込んでいく。そこから『inorganic』や『泡影セカイ』といった独特の世界観を持つ楽曲へと繋げ、さらにはタオルが舞う『Dear answer』、そして熱狂の『Storyteller』や『サウンドスケープ』へ。
アニソンという枠組みを軽々と飛び越え、あらゆるジャンルを「TRUEの音楽」として昇華させていく。その姿はまさに圧巻の一言であった。
10周年を経てなお、守りに入るどころか、これほどまでに新鮮で、かつ難易度の高い試みに挑戦し続ける彼女の姿勢には、深い敬意を表さずにはいられない。言葉の力を解き放った「みほのうた」、そしてアーティストとしての純粋な地力を突きつけた「つるのうた」。この二つを同日に体感したことで、私たちは唐沢美帆/TRUEという唯一無二の存在の凄みを、改めて骨の髄まで思い知らされたのである。
ToCoda
ブルーデイズ (アコギ演奏)
フローズン (アコギ演奏)
inorganic
泡影セカイ
分身
はじまりの翼
サンドリヨン (写真撮影可)
Dear answer (タオル曲)
S.O.S
Storyteller
サウンドスケープ
ReCoda
ユートピア
DelighT
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