急遽新たに「MG 1/100 MSN-06S シナンジュ」の制作を開始した。
このタイミングでシナンジュという大物に割り込んで着手したのには、のっぴきならない理由がある。7月10日に開催される展示会への出展が急遽決まり、そこにこのネオ・ジオンのフラッグシップ機を何としても間に合わせる必要が生じたためだ。展示会という晴れの舞台に立たせる以上、突貫工事であってもクオリティに妥協することは許されない。
箱を開けると、マスターグレード(MG)ならではの膨大なパーツ群、そして緻密な内部フレームのランナーが目の前に立ちはだかる。
ギラ・ドーガの最後のウェザリングや仕上げを丁寧に進めつつ、こちらのシナンジュもパーツの切り出し、ゲート処理、そして仮組みへと超高密度なスケジュールで並行して進めていくことになる。
展示会まで残り1ヶ月を切るという、文字通りの強行軍。しかし、この真紅の「袖付き」総帥機が、自分の手でどこまで化けるか、タイムリミットとの過酷なレースに今から魂が滾っている。