MG MSN-06S/20260623
フレーム塗装を大方終えた勢いのまま、本日はコクピット周辺の組み立てと、そこに収まるパイロットフィギュアの極小塗装を敢行した。
1/100スケールの座った状態のパイロットは、米粒ほどの凄まじい小ささだ。完成して装甲を閉じてしまえばコクピット内部はほぼ完全に見えなくなってしまうのだが、やはりここに主が不在のままでは締まらない。「見えなくなる部分にこそ魂を込める」というモデラーのこだわりを発揮し、面相筆を駆使して一筆一筆慎重に色を乗せていった。
劇中のフロンタルが纏う、特徴的な赤い軍服と胸元の豪奢な金のエングレービング、そして金髪の髪型をそれっぽく塗り分け、極小サイズながらもハッキリと「フル・フロンタル」だと認識できる仕上がりに追い込んでいる。その傍らでは、ネオ・ジオン特有の球形コクピット(リニアシート)のパーツも鮮やかなクリアレッドでスタンバイ中だ。
締切が迫る中でのこの寄り道は、一見するとタイムロスかもしれない。しかし、この小さな総帥が胸の中に確かに鎮座しているという事実こそが、このシナンジュという機体の説得力と、自分自身の制作モチベーションを何よりも高めてくれる。
パイロットをシートに固定し、コクピットブロックをフレームへと組み込んだら、次はいよいよ外装の本格的な塗装と、最大の難所である装甲のエングレービング処理へ進む。
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